やってはいけない英語の教え方❗️❓
こんにちは!楽しい学びの提供をとことん追求していきたい、ジェームス紗織です。
今日はやってはいけない英語の教え方を一緒に考えていけたらと思います。
今回は次のような方へおすすめの内容です。
🤱えいごを子どもたちに自然に覚えていってほしい
🤱自分ができなかったから英語を使えるようになってもらいたい
🤱なんだかよくわからないけれど、英語はやっておいた方が良い気がする
🤱でも本当に意味あるの?
まずこのような漠然とした想いを持っている方はここに着目することから始めてはどうでしょうか。
それは、ありきたりですが、『ゴールの設定』をすること。
ただ、こういってしまうと大概の人は親目線で考えてしまうので、お子さんになったつもりで想像する力が大切です。
また、具体的にしすぎた、英検合格や、お子さんの感情が伴わないものは意味がありません。
ゴールは人それぞれですが、夢を叶えるための近道を教えたいと思います😃
これは英語に限らず、知っているのと、知らないのとでは、モチベーションや継続の意志力に大きな差が出てきてしまいます。
せっかく英語の学習をしていても、多くの人が挫折してしまい、塾などへ通っていても、全く覚えられなーい💦なんてもったいないことにならない為に!
上手に活用してみんなの未来を開くものに変えていきましょう😉
目次
1. えいご活用の近道
2. やってはいけないこと
3. まとめ
1.えいご活用の近道
えいご活用の近道
答えを言ってしまうと、脳科学的にも効果が出ている最大の方法は、臨場感を伴う体験を多く経験することです。
と言われても?と思う方も多いと思いますので、臨場感を伴う経験の作り方は、簡単に下記で解説して、細かくは、別でまとめたいと思いますのでそちらを読んでください😃
脳が、物事を記憶する方法は2つ。
それは、短期記憶と長期記憶と呼ばれ、経験を伴い、楽しい、嬉しい、ワクワクなど感情が揺るがされた経験は長期記憶に残りやすいと、科学的に証明されているのです。
それをうまく活用さえすれば良いですね。
お母さんが全て理解しようとしなくても、子どもたちは柔軟です。
たとえば、、
🧚♂️知らない言語のテレビでも絵本でも、見たり聞くことを当たり前にしてみること。読めないえいごの絵本でも家にあるだけで、子どもたちが文字を見る回数が増えます。
他には
🧚♂️外国の人がいるイベントに出かけることや、寝る前に英語を聞くなど、それがあることを当たり前としていくこと。
要するに、
🧚♂️子どもたちの動機付けを促す『楽しいこと』を押し付けない形で、周りの大人も一緒に楽しんでやってみせる。
注意したいのは、身近なおうちの方が苦手意識が強いとお子さんへもその感情がうつってしまうので、その場合は、英会話教室やオンラインなどうまく利用して切り抜けましょう。
ぜひはじめての英語育児は肩の力を抜き、楽な方法に変えながらも理想の姿に近づこうと努力できたら良いですね☺️
こうして自然に触れてきた子どもたちは、微妙な英語表現のニュアンスに、声のトーンや、話のリズムから意味がわからなくても、このケースの返答はこんな感じ..と脳が記憶していて、感覚で分かる様になるんです。
それが、いわゆるバイリンガル脳。
言葉で理論を組み立てられなくても、正しい文法がわかる。それはみんなが正しく日本語を話すのと同じです。
2. やってはいけない英語育児
次に、やってほしくないことをご紹介します。これは経験から学び確信したことでもあります。
🙅♂️ 英語が苦手なお母さんが、日常会話を無理に英語にしようとすること。
🙅♂️ 英語で名前を書かせようとすることや、無理に覚えさせようとすること。
🙅♂️ やたらと暗記を強要させること。
これらのことは、お子さんの自発性とは逆になってしまい、英語に対して不信感を抱く原因につながります。
まず、お母さんが日本で育った方なら、3歳までは、母国語で心の土台をつくる方がとても大切です。また、幼稚園に入ると、字が読めない、書けないことをプレッシャーに感じるお母さんもいますが、文字なんて、小さなうちから書けなくても、必ず自然に書ける時がきます。
もちろん、書くことが早くから好きな子もいますが、小さなうちは個人差が大きいものです。どんなにゆっくりな子でも、文字に関しては8才になるとその差はほとんどなくなります。
むろん、暗記などの作業は、楽しくなる工夫があれば良いのですが、覚えなくちゃとさせてはいけません。
逆に『知っていてすごいね!という言葉がけ』はお子さんの自尊心や自発力を伸ばしますので、幼稚園に入り、言葉が増えてきた頃に取り入れても良いです。
ただ、楽しく復唱する程度にし、過度な暗記への取り組みはお子さんのモチベーションを下げるのでやめたいですね。
まとめ
まとめ🧚♂️
ここまで読んでくださった方は、お子さんのことを大切に想う素敵な方です。
そこで、さらにお子さんの好きなことや、特徴を注意深く観察して、客観視できるようになるとさらに良いですね🕊
おまけ🌱
英語の覚え方はお子さんの性格によって、大きく分けて3つのパターンがあります。
1. 内向的、注意深いタイプ
暗記やプリントワークなどこつこつ積み上げて目に見えた成果を喜びます。
負けず嫌いだったり、失敗を怖がるところもあるので、このような子は、結果を褒めてはいけません。結果ばかりを褒めると親の顔色を伺い、失敗を恐れる子になってしまいます。コツコツできること、しっかり話が聞けることをほめましょう。
その中でも文字の読み書きが得意な子は、英会話のスピーチには消極的な傾向もあります。イベントなどに連れていったり、声を出す楽しさを身につけていくために、繰り返すだけで良いCDなどのリピート練習が効果的です。
2. 集中型タイプ
好きなことにはものすごい力を発揮するタイプです。このタイプのお子さんは、逆に、色々な事を全部をさせようとすると、せっかくの才能が伸びません。興味のある題材でとことんやるのが大切です。
とはいえ、子どもなので、小さなゴールをたくさん設定してあげたり、コレクションできるご褒美なども有効です。
このタイプの子は、器用に全てはできない子も多く、でも1つほかの子よりも優れているものを持っていることがあります。そこを見極めてあげることが大切です。
集団生活で自信をなくしやすいので、親や関わる大人が良いところを伝え、代弁、フォローしてあげる必要があります。
3. 社交的タイプ
話が得意で、コミュニュケーション能力は高いけれど、飽きやすかったり、1つのことを集中してやるのが苦手な子も多いです。このタイプはさらに2つに分かれます。
A. 理論的
理論的なタイプの子は、具体的なメリットの提示などの話をよく聞くことを得意としています。自分にメリットを感じた時のみ頑張るので、親子でなぜやるのかじっくり話し合うことが大切です。
一度スイッチが入れば、干渉しすぎない方がやり続けます。理論的なタイプの子は、納得さえし、それが自分にとって近道になると分かれば続けていけます。ただ、行き詰まっている時や、伸び悩む時期に適切なアドバイスをしてくれる人がそばにいることが大切です。
B .自由人
強要されたりすることを特に嫌います。
先を考えることは苦手ですが、ユーモアに溢れていて今を一生懸命楽しんでいます。人から提案されたことをやるのが苦手なので、それをやることで得られるメリットをお子さん本人に考えてもらう方がやる気が出ます。また、失敗する可能性が高いことは、できなくても親が過程を褒めて、失敗と思わせない配慮が大切です。プライドが高く言い訳も得意だったりするのですが、頼られたり、信頼されていると感じることで努力をする楽しさを持ちます。
このタイプの子は、スケールの大きい思考ができたりもしますが、なるべく簡単な近いゴールを設定し、ご褒美の内容を自分で設定させることが大切です。あえて低い簡単なことを継続させる方が有効です。1日1回英語のCDを聞いたらスタンプを1つ、などシンプルすぎるような内容がベストです。
いかがでしたでしょうか?
反対意見もあるでしょうし、実際にはこんなに単純ではありませんが、学ぶこととは?脳の仕組みなどの多くの書籍を読んだり、実経験として子どもたちを観察し、私も1000人以上の子どもたちとの関わりの中で有効だった方法です。
とはいえ、同じ性格の子に合った子は一度とありません。
ただ、言えるのは、生まれつき 自信を無くした子どもは、いないということ。
チャレンジする心は、関わる大人の寄り添い方に寄って左右されるのです。
みんなの可能性の芽が伸びるように、英語を目的とせず、ツールとしての学習をこれからも応援していきたいと思います😉