ブログ

ブログ

英語を話すのが苦手な方へ 克服方法をあれこれ紹介 Part 3

Hello!  子どもたち、お母さんが学びって楽しい!と思えるようには、教える側が楽しいことが大切です♪ 想像力が欠如すると人は視野が狭くなり、物事をジャッジすることで存在価値を確かめようとします。視野が狭い与えられた勉強がよくできる子にするのではなく、自由にのびのび発想できる学びの場所を全国に広げていきたいと思います。

さて、今日はPart3 第3章 失敗をおそれない図太い心ができるまで を書くことで、失敗を気にしないことがいかに人生を豊かにしてくれるかについてお話しをし、英語を話す時の心のブロックを解きたいと思います。

第1章 英語が伝わらなかった悔しい思い出

第2章 大人からはじめる英会話 

第3章 失敗をおそれない図太い心ができるまで

第4章 when をまず使おう! そしてso が使えたらペラペラになるのは目の前。

第5章 まとめ・・正音法Phonicsとは。 

 

第3章 失敗をおそれない図太い心ができるまで

今回の記事で話す「失敗」とは英会話での失敗です。

はじめてアメリカの義理兄夫婦に会った時の話 

私が主人と出会ったのはミュージカルでの共演を通して。決して英語がペラペラで、意気投合したとかではありませんでした。職場は外国人キャストばかり。あれだけ外国人との交流を避けようと思っていたのに、どうしてもつきまとう英語。
リハーサル室でキャピキャピ話すかわいいダンサーさんたちの会話に入れず、多少の交流はするものの、どうしてもそれ以上の深い会話もできず、数少ない日本人同士で固まり、肩身の狭いおもいをしていました。

大声の笑い声が聞こえると、自分のことを笑われてるような被害妄想にも。

英語ができないだけで、気後れしてしてしまう。今思えば、もっと話せばよかったな、無駄な気遣い、気後れもったいなかったな、、と思います。

はじめはゼロの英語レベルでも、1年間、外国人に囲まれていると、言葉が分からずとも、人柄は感じ取れるようになってきました。そして、主人の魅力的なリーダー力や明るさに引き込まれていき、片言な英語を一生懸命理解してくれようとしてくれて、私の英語学習は、もっと仲良くなりたいと思う想いに駆られて少し上達していきます。

ただ!交際前にit is fun ! と主人が言った時に、えっ fan? と勘違いし、主人は私のファンなのかーとの勘違いから、私も主人に興味をもつようになったのも、赤っ恥ですが、それが功とでました。(笑)本当に英語ができなかったことを物語っています。

とにかく、ニューヨーク出身の主人の英語、フレーズを真似することをしていきました。そして When I was 19, I went to the dance school(19歳の時にダンススクールに行ったんだ。)や、I am ok now because I had enough.(もう十分食べたから、今大丈夫!) のように 接続詞を使い、自分の状況を説明できた時、おっ英会話らしくなってきたぞ!と感じたのを覚えています。

それらのフレーズは、フレーズごと記憶のワードバンクに入れていき、使える機会を探るというように、新しく覚えたフレーズはなるべく使える機会を探し実行することを行いました。自分で文を全て組み立てて話そうと思うとハードルが高いな、、と感じる人には、フレーズ1つ覚えて、実行する。経験を繰り返すと小さな成功体験が積み上がり、効果的です。

そんな時に悲劇が起こりました。

英語が少し分かるようになってから半年後、主人の兄夫婦が日本に来ることに。しかも主人は仕事で私が、成田まで迎えに行き、観光し、翌日の予定を立てる。
正直、私の英語が伝わるか? 主人以外の外国の人と話すのは久しぶり。聞き取れる自信もない。おもてなしはしっかりしたい。良い印象も与えたい!しかし、結果はその真逆に。。主人から覚えた英語はものすごくフランクすぎたのです。

はじめまして!お会いできて嬉しいです!と言いたかったのですが、すっかり主人のニューヨーク英語の完コピに慣れてきてしまい、
今思い返せば、恥ずかしい対応をしていました。

それは、「Hey,guys! Good to see you! What's up? 」  と第一声に言ってしまったこと。。

初対面でどんな日本人のお嫁さんなんだろう?と向こうも思っていたかと思います。私だったら、今思えばこんな陽気すぎるノリの日本人が現れたら引くでしょう。。
日本語に訳すと、「やっほー! きみたち(おまえら!) 会えてうれしいよ、調子どっ?」 みたいな感じでした。

無知だった。本当に、無知だったな、、と思います。

主人は相手が2人以上いる時はいつも、You guys と言っていました。これもかなりフランクですが、私はアメリカのお兄さん夫婦の滞在中、終始この言い方をしていました。

 

他にも「You two can stay here, I'll get my car.」 二人ともここで待ってていいよ。車をとってくるね。と言いたかった時も、

You guys stay here, I'll get my car.のように、「おまえらここにいな、車とってくるから。」となぞのマウント発言を連載していたかと思うと穴があったら入りたい気分です。このノリは本当に親しい友人レベルで、正直 私の周りの外国の人も主人以外は私に対して言ったことがありません。

主人の英語は本当にカジュアルで多くのスラングも吸収し、ナチュラルを越して失礼になる域にいたことは、私が英語を本気で学習しようとやる気スイッチが入った後の話です。

これは、大失敗でしたが、その後のおもてなし精神で挽回できたと信じたいです。その後も、何を聞かれたのか?分からない時などは、Yeah, Yeah..と適当にごまかしてしまいました。すでに20年ほど前になりますが、ごめんなさい。

通じなくても押し通す!

長文を話している途中に、自分の文がおかしいな、間違ってるな。。あっ通じてないだろうな?と思うことも人生で何度かありましたが、回数を重ねていくうちに、伝わらない場合は、言い方をすぐ変えたり、辞書で見せたり、シンプルに短く。言ってみたりするコツを掴みました。知らない単語があっても、How do you say ( ) in English? と付け加えて、その状態や状況を説明する。そうすると、クイズを解くように相手も楽しんでそのWORDを教えてくれる。この繰り返しが大切です。

英語初級者が覚えておくと便利な言葉。

How do you say ( 日本語/ 実際にものを指でさしてthis ) in English?

文法を気にして話そうとするのは日本人くらいです。深く考えず突進する方が大切です。そして外国人になりきる、真似できること、プライドをすてること。
失敗を笑い話にすること。 そうやっていくと気がつくと英語を話しているなんて思わないレベルまで大人からでも持っていくことが可能です。

まとめ

そうこうして、アメリカに行く機会が増えて気づいたことがあります。

アメリカは移民国家。学習方法が日本のように一律ではないこと。
日本の教育はどこで受けても大きな差はありません。公立の高校で、裁縫や料理の仕方、水泳、鍵盤ハーモニカなどの楽器を通して、ドレミファソラシドが全国民わかりますし、彫刻刀の使い方、ミシンの使い方まで学べます。

ただ、海外は本当に違います。選んだ学校により大きく差があり、自発的にアフタースクールで選択をしないといけないものが多いです。
そのため、悲しいことに、英語の文法もきちんと学んできていない外国人も多くいることを知りました。みんな基本的に話せますが、よく聞いていると、三人称がおかしかったり、Do ,Doesおかしかったっり、なまりもさまざまです。

そして、英語の間違いやミスを指摘する外国人は誰一人いないことに気づいたんです。
要は自分の心が「正しく話したい! 伝わらないと恥ずかしい!」と思い込みすぎて、話そうとする前に、足止めをしてしまう。

そして、日本人はとにかく文法を叩き込まれているなと実感しました。順番が逆の方が英語学習は効果的です。たくさんの語彙を聞き、受け流す力。ポイントを聞き取り、文脈を掴めるようになって、短い文からコピーしてみる。最後に文法学ぶ。

日常生活に登場する英語は1級レベルの単語がテレビで流れてきたりもしますが、日本の教科書はとにかく親切です。混乱しないように、 I like の後におく言葉は、加算名詞であり、不加算名詞(sheep,fish)などは中学生では避けています。

そのため、英語の基本ルールに当てはまらないことが出てくると日本の英語授業のみ学んできた生徒はあせる。話す意欲がなくなってしまう。もったいない話です。

本当に話せるようになりたいなら、正しく話そうと思う心を捨てること。
がむしゃらになれる心の柔軟性を養うことがとっても大切です。

私の Hey guys! は滑稽ではありましたが、日本人らしくあろうと思っていたら、きっと英語は上達しませんでした。
習うより、慣れろ。向こうの文化に染まろうとする心をもつことが英会話には必要です。

ここまで読んでくれた方は、自分の中の外国人キャラをイメージし、自分を説明できるフレーズをいくつか作りましょう。
そして英語が話したい!人はABCへ遊びにきてね♪

英文法ができる! ダンスができる! 英検準1級以上ある方はABCの先生へ♪国際交流しましょう♪

ABCの先生に興味がある方はこちらから😊